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宝達志水町が、オムライスによるユニークなまちおこしを繰り広げている。オムライスの考案者が町出身者だったことから始めた取り組み。町内の喫茶店や食堂、ラーメン店など飲食店十三店がそれぞれ独自のオムライスを提供して誘客に結び付けたり、町特製のレシピも作り、町内外への浸透を図っている。
うどん、おすし…膨らむアイデア 同町子浦のうどん店「伊兵衛どん」。店主の山加忠明さん(65)によると、オムライスの中身は、ご飯ではなくうどん。「得意の手打ちうどんを生かせないかと考えた」と山加さん。 試行錯誤の末、二~三センチの長さに切ったうどんをミートソースを絡めて卵で包み、野菜を煮込んで地元産のくず粉でとろみをつけたソースを上からかけた。その名も「オムうどん」(六百九十円)。妻鈴江さん(62)が「食べる前に、若い人や女性が携帯電話で撮影する。今まで見られなかった光景」と苦笑いするように、新しい客が増えたという。 すし店も黙ってはいない。「かっぱ鮨」(上田)では、酢飯にマグロやイクラ、カニ身の海鮮とキュウリを挟み卵で巻いた「おむまき」(七百八十円)を考案。「しょうゆでもいいが、チリソースを加えたケチャップをかけてもいけますよ」と調理担当の梶山藤雄さん(40)。すし店ならではのオムライスが誕生した。 町によると、一九二五年にオムライスを考案した大阪の洋食店主北橋茂男さん(故人)が、旧志雄町(現宝達志水町)敷浪出身。偶然、この事実を知った職員のアイデアが元になり、町や商工関係者らによる「オムライスの郷プロジェクト実行委員会」が発足した。 北橋さんの長男で、大阪でレストラングループを経営する茂登志さん(75)の協力で、町特産のシイタケやチンゲンサイ、くず粉を使った町特製のレシピを作った。羽咋市で開かれた能登ふるさと博のオープニングイベントでこの特製オムライスを販売したところ、用意していた六十食があっという間に完売する人気となった。 町観光協会長でプロジェクト実行委員長を務める坂本邦夫さん(56)によると、今後は秋をめどに役場に隣接する町生涯学習センター内にコミュニティーレストランを開設し、町特製のオムライスを販売していく。 町内の小学生や保護者を対象に講習会を開き、町の家庭料理として普及させたい思いもある。さらに、奥能登の能登丼とともに大きな食のイベントを開催したり、今はやりのB級グルメの味を競う大会にも出場する夢もあるという。 坂本さんは「活動を継続するためにも、プロジェクトに参加する町内の店舗が増えるよう地道に呼び掛け、町民へのPR活動を続けたい」と意気込んでいる。 出典:中日新聞 PR |
